ダーウィンが来た!「南の海に君臨!巨鳥グンカンドリの秘密」
2012年9月16日(日) 19時30分~20時00分 NHK総合1・大阪
洋上を猛スピードで逃げる海鳥。それを追う巨鳥!グンカンドリだ。鳥類随一の飛行術で海鳥から魚を奪う「空の海賊」だ。圧巻の追跡劇の陰には、驚きの真実が隠されていた!
《番組内容》
インド洋、熱帯のクリスマス島。ここに多くの海鳥から恐れられている鳥がいる。その名はグンカンドリ。
グンカンドリ
翼を開くと2m以上、空中戦の強さでは鳥類トップクラスという鳥だ。圧巻の飛行術を駆使して行うのが海賊行為。
グライダーのように洋上を滑空、海鳥を見つけるとハヤブサのような急降下で猛追し、飲み込んだ魚をはき出させて奪う。
その陰には、グンカンドリが海鳥であるにも関わらず背負った驚きの弱点があった!
《出演者》
語り:首藤奈知子,龍田直樹,豊嶋真千子
歌:平原綾香
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グンカンドリ【グンカンドリ(軍艦鳥) frigatebird】
ペリカン目グンカンドリ科Fregatidaeの鳥の総称。熱帯海域に分布し,島で繁殖する。ごく大型の海鳥で全長80~105cm,翼を広げると1.7~2.4mになる。
ほかの海鳥を追撃して餌を吐き出させ,横取りする習性をもつ。全体に黒褐色で,胸は白い。くちばしは細く長く,先端は鋭い鉤(かぎ)状になる。翼は先がとがり細く長い。尾も非常に長く,深い切れ込みがある。
雄よりも雌のほうが大型である。飛翔(ひしよう)は巧みで,吐き出させた餌が海上や地上に落ちる前に空中でうけることもできれば,海に浮いている餌や地上の餌を空中からさっとくわえあげることも,またトビウオを空中でとらえることもできる。
【世界大百科事典 第2版の解説より】
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