東山魁夷さんの作品の中で私のお気に入りは、これです。
「緑響く」1972（昭47）
白い馬シリーズの一つで、自然界にはリズミカルな「繰り返し」と、アクセントである「変化」がある。
奏でられる階律の調和が美しいと思いませんか！？この絵を観ていると心穏やかになります。
東山解散の略歴を添えておきます。
東山魁夷 略歴
明治41(1908)年横浜に生まれ、3歳のとき神戸にうつる。東京美術学校日本画科を卒業。昭和8(1933)年ドイツに留学。日展に出品をつづけ、22(1947)年特選受賞。31(1956)年日本芸術院賞受章。40(1965)年日本芸術院会員となる。44(1969)年文化勲章受章。皇居新宮殿壁画、唐招提寺御影堂障壁画等を制作。平成7（1995）年東山魁夷心の旅路館開館（岐阜県中津川市）。
平成11(1999)年5月6日逝去。享年90歳。従三位勲一等瑞宝章を贈られる。長野市善光寺大本願花岡平霊園に葬られる。平成17（2005）年香川県せとうち東山魁夷美術館、市川市東山魁夷記念館開館。
以下が、本日の放送内容です。↓
日曜美術館「夢の東山魁夷 傑作10選」
2012年9月2日（日） 9時00分～9時45分 NHKEテレ1大阪
《番組内容》
戦後を代表する風景画の巨匠・東山魁夷。東山は生涯を旅に生きた画家だった。信州や東北の山河、白夜の北欧、そして晩年は、日本人の心を求めて、京都や奈良を旅した。
今回は、10枚の傑作を、東山が実際に訪ねた風景とともに堪能する傑作10選。日本人の心に響く独特の風景画は、どのようにして生まれたのか。
苦難に満ちた若き日の苦悩や、画家としての自分に迷った末の新境地など、人生の転機ともなった旅の軌跡をたどる。
《キャスト＆スタッフ》
出演：元ちひろ美術館長、信濃美術館長…松本猛，写真家…三好和義
司会：千住明，森田美由紀
(NHKEテレ1大阪)
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